2020.11.30 06:08風の詩何もしない時間の豊かさただ風のみが時があるのを告げている雲が流れ木々が葉音を奏で日の光が跳ね踊り生命のゆらぎを奏でるそれは『風』人がこの世で味わうべきものが何もしない無心の世界に詰まっているこの穏やかな豊かさを神々は生み出しこの穏やかな豊かさを味わいたいと望んでいる目で 愛で耳で 美魅して鼻で 華やぎ口で 言葉を生み味わう肌に伝わる時の移ろい応じて動く細胞たち生まれては消える無数の小さき生命那岐那美の神の出会いと別れ『出会いと別れの巡りの弥栄別れ在りて出会い在り出会い在りて生命生まれし』生命の巡りそは『風』なりはじめの神の『息吹』なり巡り渦巻く息吹の『柱』天の御中に天疎(あまさか)り息吹き起こりて渦となる息吹の柱呼吸の柱左の渦が天降り那岐神巡りて降る渦...
2020.11.23 07:06方舟の詩セムになろうとせっせとせっせと種を集めて方舟気取り我良し御魂の幽界(がいこく)御魂大和の国を方舟にせんと乗組員を追い出せりカタチばかりを倣えどもセムの心に程遠し重き御魂の方舟はグレンと返りてかちかち山罪の重さで沈みゆく泥の船とはつゆ知らずかちかち鳥の歌を聴き鼻高天狗極まれりかちかち山の白兎因幡で剥がれた白兎卯(うさぎ)の年の五六七年ゝ(神)結ばれて卵(玉子)が孵(かえ)り新たな卯(王子)と生まれ鳴り成る生まれたばかりの若王子皇御子たる白卯(うさぎ・王子)天照国照大国主なる
2020.11.17 16:18日月の大神戦えど争わず抗えど押し退けず炎を消すはおのれ自身誰にも心は手が出せぬ消すも灯すもおのれ次第『戦』の一字がそこにある天の光は明らめるそは攻めに非ず争いに非ず攻めと思うは光なきゆえ闇に焦がれる疚しき心おのれを責めるはおのれの誠純真無垢の光の心遠い約束思い出し果たせぬおのれを恥じるゆえいつまでどこまで逃れてもおのれの心に逃げ場無し慾に紛れて隠れてもやがて朝日は谷をも照らす岩戸明けたり日の出なり誠の光 照らしゆく世を照らし身を照らし言を照らし心を照らす日の出の神が天地(あめつち)照らし三千世界に花が咲く誠に還りて神人なりて我を顕す神人なれすべての人の真ん中で真っすぐ天地照らす『良心』天地照大神なり光りを現し明らめる戦(いくさ)戦えど争わずおのれの光の柱立て柱を...
2020.10.27 17:36大和魂の柱大和の民の『柱』となるのは天皇家である。それは歪めようもない確かなことである。では何故『柱』なのか?二千数百年続いたからか?それもあるだろう。しかし、それ以前に大和の国はもっともっと長い間続いている。天地創生、神世の時代から延々とその活動が明確に『歴史』として記されているのである。たかだか二千数百年の話ではない。恐らく人類が始まって以来、続いているこの歴史は、日本という島国だけのものではなく、地球規模の『歴史』なのである。そんなものが語り継がれているのが『大和』である。そこには、常に『神』を『柱』に据えた営みがあり、それを気の遠くなるような時の流れの中で連綿と繋いで、それが『今ここ』に至っても連綿と続いているという『証』が、天皇家を中心とした『大和』な...
2020.09.24 13:51イワトアケ ~真澄の珠鏡現れ極まる弥栄の道萬物すべて真中から広がる根から現れ広く高く極まりゆく真中の天は海原の更に真中の根之堅洲國根から幹伸び枝分かれ葉が茂り花咲き実がなる葉も実も熟して天に還る天に還るは地に還りやがて根元へ還りゆく天に召さるは根に還る真澄の珠を掲げてみれば上下逆さま天地逆さま極みを天と取り違え現れ来る根を地下とした天地逆さまの逆立ちの世界天へ還れぬ道理なり天へ上がるを『地に堕ちる』とし素佐鳴大神 罪神にしてこの世を逆さに変えたるは上がると沈むを逆さにするため上へ上がれば上がるほど天から離れる仕組みたり沈みて根元へゆく『沙羅樹』天地を正すに授けしものなり根から始まり花実と極る母なる国は根國底國(ねのくにそこのくに)地獄の蓋が開くとは真(まこと)の天のイワトアケ...
2020.09.19 03:34愛の剣かつて出口王仁三郎氏は言われた『神を鰹節にしているものばかり・・・』と鰹節を削るように神を削って売ってゆくそんな神の崇め方そんな神の使い方それは今でも全く変わらずそれに気づいたドリーンバーチュさんの改心も空しく今だ神は『けずりぶし』そんな『けずりぶし』の神に慣れてしまい誠の神がわからぬばかりか誠の神が信じられぬすべて悪魔の謀(はかりごと)それに気づいて改心したと語ったドリーンさんの言葉も慾に負けて改心出来ずうちには神棚がある仕事場と寝室に毎日お神酒をささげ祝詞を唱えているそのことの意味をちゃんと理解する人はちゃんと神棚に手を合わせてくれる今まで多くの人が来たが神棚に向かう人は稀である『けずりぶし』に慣れすぎて誠の神がわからず誠の神に向かうことを知らずお...
2020.09.19 01:35天恵今から3年半ほど前の2016年の年末3日間にわたり高熱を発し一人静かにただひたすらに寝て水と栄養剤の摂取だけで過ごしたそして4日目自分が宇宙そのものであることを知った膨大な幾何学模様の光のマトリックスで生きとし生ける人の運命が紡がれて誰一人かけても光の織物は成らず慈しみの中で導かれながら光り輝いていたそれは『目覚め』の始まり高熱により身体の中の不純な生き物が死滅し身体の中の余計なものが排出されつくし綺麗に洗い流された身体何にも煩わされずただただ熱に身を任せていた心は囚われなく自分の明日への執着さえなくただただあるがまま受け入れたたとえこのまま死のうとも・・・・・実際、自分が何を手放し何を握りしめているかなどこんなことがなければわからないものである手放し...
2020.08.19 11:38天照皇大御神捨てて 捨てて 捨てきった 空っぽの心に満ちてゆく 大切なものを捨てるほど 大切なもので満たされる すべてを捨てきっても無くならないもの 『自分という存在』 空っぽの心に 自分が満ち満ちてゆく 『生きる』を捨てれば『死ぬる』が消える その時はじめて『生きる』が満ちる 『死ぬる』を知らぬ『生きる』が満ちる 『死ぬる』に心の枷(かせ)つけて 『生きる』が曲がらぬわけは無し 生老病死(しょうろうびょうし)の囚われは 『生きる』を捨てぬがゆえの枷(かせ) 捨てて 捨てて 捨てきって 空っぽの...
2020.08.18 14:45導(しるべ) 法華経 方便品第二教えは方便である 極意は教えでは伝わらぬ あくまで掴み取るもの 歩いて歩いて歩きぬいて 磨いて磨いて磨きぬいて 山の高みに差し掛かる時 ようやく現る『意の極み』 だから教えは『方便』である しかれども 意の極み現れたとき それが極みと教える導(しるべ) そんな導として残した方便 それが仏の教えである 山裾に居ては導は役に立たぬ 役に立たぬからと理屈で捻じ曲げ 自ら誠を屈して 山を登らず高みを知ったつもり 生兵法は怪我の元 教えは単純明快なれど 極意は裾野に在りはせぬ...
2020.04.15 11:48自分軸自分軸と言いながら自分を軸に出来ておらぬだから神を見誤る自分の中に神があると言いながらその神を真ん中に出来ておらぬそれゆえ神の柱も神の祀りもブレにブレて歪んでいるズレたところに軸を立ててもグラグラ揺れる柱しか立たぬきちりと真ん中に立てられたならもはやブレることはないおのずと神の姿がわかる見えるものにばかり気を取られるから反対側が全く見えておらぬぐるりと全部が見えていないのに真ん中がわかるわけもなし目で聞き耳で見る如くぐるりと回りをすべて見よ軸は真ん中でなければ意味がないズレたらグラグラ揺れるばかり心揺れるは軸のズレ揺らさないよう力むは意固地力抜いても揺れない心それが誠の真ん中であるアメノウズメの鈿(かんざし)である
2020.04.13 09:16時節草花や木々 野生の生き物たちすべては【時節】の理(ことわり)のなかで生きている四季それぞれの現れは『神』えも変えれぬ理(ことわり)である昨年から申し上げてきた『土台から、根底から変わる』というのはこの【時節】に他ならない一年の間に「四季」があるように何千年という周期にも「四季」と同じく【時節】があるほんの千年ほど前まで星々の理(ことわり)や目に見えない様々な要素を『科学』して、それを日常に採り入れて人は生活していたしかしいつしか人はそこから離れて【時節】の理(ことわり)を捻じ曲げ始め【時節】を支配したつもりになってきたのだろう【時節】という『絶対』の理を知る者たちは今がどういう【時節】なのかを心得ているだから『今』を逃せばこの先数千年【時節】が巡ってこ...
2020.04.10 11:54誠の世のはじまりの渦今まで『誠』『誠』と言ってきたものがどんどん大切になってきている昔であればどんなに人に対して『嘘』をついていても、それが跳ね返ってくる時間がかかっていたため、『裏腹』なことが平然とまかり通っていたが・・・こちらの世界とあちらの世界の距離がほぼ無くなってきているため、いくら嘘をついたところで『肚の中』にあるものが即刻跳ね返ってくることになる次元が上がり「神世に近づく」とはそういうことであるさらに上がりに上がれば尚更心にあることが跳ね返り現れる心にもない言葉や心にもない行動は、すぐに跳ね返った心の「現れ」によって妨げられ、いつまでたっても何をやっても「前に進まない」こととなるゆえに『誠現せ』とくどく言うわけであるこれからどんどん目の前の景色が目まぐるしく移...