五体不満足で生まれ来て
不平も言わず生きる姿
笑顔を見せて和み生む
水晶玉の清き心
神が愛さぬわけはなし
五体満足生まれ来て
不満ばかりを申しては
人を傷つけ自分を痛め
怒り悲しみ不協和響く
水晶玉の曇りた心
神が嘆かぬわけはなし
手足失わねばわからぬか?
命失わねばわからぬか?
繋がり失わねばわからぬか?
せっかく出来る力与えられ
生まれ来ているというのに
力を争う凶器とするは
神の嘆き極まれり
五体満足それだけで
十分力は備わりし
それも満足に使わずに
いったい何の力を求める?
人との調和も備わりし
それでも何の不満ある?
手にしたものを尊べぬのに
何を与えてほしいのか?
出来る自分を尊べぬのに
何を求めて苦しむか?
余計な力与えても
尊ぶ心忘れては
浮かれ天狗になるばかり
この世に天狗は必要在らじ
楽をしたければ楽選べ
逃げ出したくば逃げるもよし
捨てて捨てて捨てきって
落ちて落ちて落ち切って
空っぽの大地にまず立って
残った五体をしかと見よ
五元の力宿りし五体
力の神 素戔嗚命
尊き生命が息づくを知れ
素戔嗚命の愛あるを知れ
空っぽの心に灯る最初の火
愛の神 天照大神
尊き生命が息づくを知れ
天照大神の愛あるを知れ
縦横結んだ神の愛
尊き姿を我に見よ
神の力備わりし
我の姿をとくと見よ
心に灯る最初の火
五体の力で顕すことが
神を顕す神人なり
神人満ちる神世なり
神心となりて世界を見よ
為すべき道はそこにある
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