キリストは縦と横の【結び】を説きし
愛なる縦の火の要素
父なる神と子なる人へ繋がる愛の理(ことわり)
力なる横の水の要素
愛の火がありてこそ弥栄え広がり生まれる力
力の元たる愛無くば
力はそもそも生まれない
縦横合わさり【調和】となる理(ことわり)
力だけ尊べば闇となる
火の明かりのない力の世界
日の明かりのない月夜の世界
せっかく結んだ縦横十字を
キリスト磔け蓋をした
陰陽結びの理(ことわり)を
単なる「十字架」の処刑台とし
陽の光を閉じ込めた
キリスト教の【岩戸閉め】
呪いをかけたは誰あるか?
闇夜を望む悪魔の所業
いまだ従い疑わぬ人
力こそ【神】の表れと
力だけを尊び来たる
力を尊び
力を崇め
力を欲し
力に囚われ
力を恐れ
ゆえに心の奥底に
つねに『恐れ』が棲みついた
そこが悪魔の棲家と知らず
悪魔の棲家を心に築く
力を神とする限り
【悪魔】を【神】と崇めることに
ゆえにその【神】は『犠牲』を欲し
『懺悔』することで『赦し』を与えん
【恐れ】と【安心】
横糸の【力】の対比の理
本来
縦糸あるから『安らか』なるもの
神と人の【愛】の結びあるなら
恐れの闇を光で照らし
安らかなる心となる
しかし縦糸尊ばず
横糸ばかりを重んじたゆえ
常に【恐れ】の虜囚となりし
縦糸ありて『存在』あるに
何故に縦糸忘れたか
神を消して愛を消す
悪の企み仕組みを土台に
人はぐらつき立っておる
愛を忘れ神を忘れ
恐れに惑い力を欲す
横糸の土台の上で右往左往するばかり
グネグネ揺れる蛇のごとき
自ら愛を行わぬゆえ
人の愛が信じられず
恐れの闇がが心に巣食う
愛が大事と言いながら
尊ぶことせず
行うことせず
どうして闇が晴れようか
神を尊ぶとは
愛を尊ぶこと
人の中にある愛を尊ぶこと
その尊ぶ心を顕すが
神を顕す人なり
愛を顕し行うことが
神人和合の道なり
力ばかりを尊ぶは悪の所業
世界は悪に満ちている
力が悪ではなく
力「だけ」が悪となる
愛「だけ」も悪となる
愛と力を結んでこそ
善なる神の現れ
どちらも尊く大切なもの
しかりと真中で結んでこそ
調和のとれた世界となる
力だけに価値を置くをやめ
愛の価値を尊べ
愛と力が結ばれたなら
もはや恐れの闇は生まれぬ
悪魔の棲家は光で照らされ
悪神も善へと還るであろう
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