神性





霊性開花したところで

肉の主人に使われて

神と禍霊(まがひ)の区別もつかず

肉の意識に囚われたまま



目覚めとは

全ての人に全ての霊に

そなわる【神性】真ん中に

ブレず曲がらず生きること



光輝く【神性】に

気付いていながら目を背け

知っているのに知らぬふり

肉の意識を真ん中に

光に蓋して岩戸閉め



岩戸閉めたる真ん中に

おのれの肉を据え置いて

『我神なり』と宣うは

禍霊となりし己の霊



【神性】すべて顕れておる

身・口・意に顕れておる

在るや無しやは一目瞭

照らすは己の真中の【神性】



己の【神性】気付いていながら

あれやこれやと理屈して

肉の岩戸で蓋をする

蓋して都合で【神】作り

【禍霊】を【神】と据え置いた

【禍霊】となりし【我が霊】なり




神と繋がるは

不思議に非ず

奇跡に非ず

おのれの神性据え置いて

生きるが神の現れ

それなくして神は顕れず

神は繋がらず



神性は

ただただ『良心』なり

人にそなわる『菩提心』なり

人が創りし善悪超えたる

仏心が神心



岩戸開いた『意』のままと

岩戸閉じた『霊』のままは

等しく『思いのまま』だとしても

似て非なるもの

同じに非ず