過ちは
やがて巡りて正しきを導く
過ちは正しさの糧となり
進める道を導き出す
毒は巡りて薬となり
悪は巡りて善となる道理
過ちは悪に非ず
心が善なれば善へと巡る道理
善も為さず
悪も為せず
過ち恐れて為すこと忘れ
毒にも薬にもならぬもの
改心せねばお出直し
灰の中から火をおこせるまで
過ち知りて正しきを知る
過ち知らずして正しきは知れず
自分の心の火を信ぜずして
神は顕れず
岩戸閉めたるままとなる
神が顕れる岩戸は
心の真ん中に灯る火
その火明かりが神の火
思いが立ち上がる「意」
それを信ぜずして岩戸閉めたるまま
過ち貶して後ろ指さす
それは神に石を投げるもの
過ち恐れて進まねば
迫る渦は避けられぬ
過ち恐れず進むもの
そこに神がある
神の火がある
神の意がある
正しき答えを出すだけが
神の「意」に非ず
善を為すだけが
神の「意」に非ず
恐れず進むが「意乗り」
神の「意」を乗せた「人」
「神人和合」の道である
龍神会【奥宮】 『糸~赤と白の結び』
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