逆さまの世





天地陰陽逆さまなりし

「陰陽」という言葉の土台

「月日」という言葉の土台

逆さまにして天地を転じた



心に神の光あるもの

地に落とすための逆さまの世

心曇らせ身に溺れれれば

天に昇れる逆さまの仕組み



「陰」を「天」とし

「陽」を地に落とし

「月」を先にし

「日」を後にした


「水」から始まり「火」に至る

五行の巡りも逆さまの仕組み


逆さまでは恵みは生まれぬ

恵み生まぬゆえ奪うばかり



天地戻さねば曇りは晴れぬ

曇り晴らさねば灰である



灰の中で燻(くすぶ)る火種

それが本来「天」である



曇り晴らして天地回して

改心(回心)天晴れ出来るのか

それとも「灰」からお出直しするか

洗濯(選択)するか

忖度(損得)取るか


道(未知)の分かれである