三千世界のインテリジェンス ~軒猿その4





かつて捨てたはずのものが再び戻ってくる

必要であれば何度でも戻ってくる

全く違う道を進んだはずが


巡り巡って道が重なる


今この時不要なものは

捨ててもいいんだということの証でもある

必要な時には再び現れるのである



かつて『情報』という武器を取って

未来を変えようとしたが

結局果たせず

世界は混沌を迎えんとしている


一度捨てたこの国の未来

世界の未来

自分の手の届くところだけでも幸あれと

道を変えてきたはずが

再び『戦え』と戻ってきた


正直なとこ億劫であった

今更しんどいことなどやりたくはない

しかしそれでも道は重なり

否応なしに『やれ』と迫る



かつてしてきたことは『横の世界』での戦い

平面上での戦いである

いわば『勝てるわけがないところに挑んだ戦い』でもあった


おあれから10年ほどが経つが

違う道を進んだことで

まったく別のものが見えてきた


それは

平面世界だけではどうしようもなかったということ

『縦の世界』

その世界と和して進むとき

今まで見えなかった

手が届かなかったところへ

たどり着けるということ


『縦の世界』

神界 幽界 現界

三界和して見たとき

進むべき『天王山』が見え

到達すべき『本丸』が見える



縦と横の世界

三千世界調和して

最初で最後の神武を成す

神々と英霊と人が調和して進むとき

目の前に妨げるものは無し

それがこの先訪れる

新しい世界の道となる



縦横の世界が調和した

+(かみひとわごう)した世界

神々と英霊たちとともに

神武の道を切り開いてゆければと思います