三千世界 一度に開く梅の花
木花開耶(コノハナサクヤ)が富士に咲く
富士は晴れたり 日本晴れ
悪のお役目御 苦労様
苦の花咲かせるお役目御苦労
悪がなければ花咲かぬ
人の心の曇りかな
苦から生まれる楽しの仕組み
羅苦(らく)が花咲きグレンと返る
一厘の仕組み 成就したり
最後の一厘 亞苦(あく)から始まり
羅苦(らく)となりて
楽(らく)へと変わる
変わる変わると言いながら
変わらぬゆえに 羅苦が咲く
亞羅楽し
あなさやけ
あら楽し、あなさやけ、元津御神の御光の、輝く御代ぞ近づけり。
岩戸開けたり野も山も、草の片葉(かきは)も言止(や)めて、大御光に寄り集う、誠の御代ぞ楽しけれ。
今一苦労二苦労、とことん苦労あるなれど、楽しき苦労ぞ目出度けれ。
申、酉過ぎて戌の年、亥の年、子の年目出度けれ。
一二三の裏の御用する身魂も今に引き寄せるから、その覚悟せよ。
覚悟よいか。
待ちに待ちにし秋来たぞ。
八月の七日、アメのひつ九のΘ。
夜明けの巻 第12帖
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