神を手放す ~神人和合の岩戸開き




神を手放すとは捨てるに非ず

神の縛りを放すにある

神は必要に応じて顕れたにすぎぬ

その「顕れ」の姿に囚われて

神の本質にたどり着けない


名は顕れの姿の象(かたど)り

その象りに囚われては神の本当の力が顕れぬ



我も同じ

自らの象りに囚われれば

変われず進めず力顕せず



神を手放すとは象りを手放す

象りを手放し⦿(かみ)の真ん中の・(ひ)を掴む

自らの象りを手放し⦿(じぶん)の真ん中の・(ひ)を掴む


・(ひ)が〇(み)を従えるとき

誠の真人となる

その⦿(ひ)がさらに奥の・(ひ)を掴むとき

神と出会い和合する



⦿(かみ)の〇(かたどり)を手放し

・(ひ)へと帰還し

神と和合して再び◎(やさかえ)るとき

⦿(不死鳥)となって蘇るだろう


神の・(ひ)と人の・(ひ)を分けた岩戸を開く道

神の過去を手放し

我の過去を手放し

・(ひ)となりて

・(かみ)と和合する

⦿(神人和合)の道なり

神人の意和戸(いわと)を開く道なり



自分という生命の渦の真ん中

天鈿女(アメノウズメ)の鈿(かんざし)なり