左目の太陽神 ~軒猿その2





突然ではあるが本来太陽神は【右目】である。

『ラーの目』と呼ばれる【右目】

それは『ホルスの目』

『ホルスの目』は『松果体』を模っているといわれている。

そしてその『松果体』と繋がるのが【右目】。


逆に【左目】は『海馬』に繋がると言われる。

海馬は『記憶』を司るとされるが、『恐れ』もこの【海馬】の領域であるという。


さて・・・

科学的データがあるわけではないのだが、知られて困る事実は出さないのが常道である。




話を戻す。

エジプトから太陽神は【右目】とされ、左目は【月神】とされている。

ではなぜ大化の改新の時期に創られた日本の神話「古事記」「日本書紀」では【逆】なのか?

さらに、左目の太陽神は多く登場するが、右目の月神はほとんど登場しない。




松果体は第三の目

次元を超えて神々と繋がるところ

その第三の目に欠かせない【右目】を『隠した』という推測がどうしても出てくる。



左目を太陽神として「記憶」の領域、「防衛機制」の領域を強調することで、記憶という『過去』に縛り、防衛機制の発動原因となる『恐れ』に焦点を向ける。

そして本来太陽神であるはずの右目を『月神』と偽り隠し、松果体を委縮させ第三の目の開くのを防いでいた。



そして左目に偽りの太陽神を据え置き、海馬の領域に権力構造であるピラミッドを据え置く。

絶対支配を潜在意識に刷り込むように・・・


それが『プロビデンスの目』

ピラミッドに目のマークのあるアレである。




曲尺とコンパスを生み出した神【思金神(おもいかねのかみ)】

天の岩戸神話で神をすり替え、さらに左目を太陽神と偽り、神話の中ではこっそりと「神々の世話役」として潜り込み、世話の焼ける天照大神の後見人然として居座った。

千数百年もの間【プロビデンスの目】を【天照大神】に仕立て上げ、人々の第三の目の開眼を阻止し、神とのつながりを断ち、逆に記憶と潜在意識の恒常性の檻に人々を閉じ込めた。

神話という最大の『プロパガンダ』を利用して・・・



ただ、そこには単純に善悪を問えるようなものではなく、『なるべくしてなった』というものかもしれない。

なにせそれこそが『神の計画』であるのだから。

「神を騙したことで神の計画が成った」というのが日月神事の神の言葉。

そこに『一厘の仕組み』が隠されている。



さて

太陽神を隠し岩戸(言戸)を閉めて暗がりの夜の世界にしてきたが

今は黎明

夜明け前である。



やがて陽が昇る・・・・・