火水(かみ)の渦





全てを飲み込み全てを吐き出す

陰陽の始まり

神の渦

闇と光が交わるところ

神の真ん中

渦の真ん中


思いが広がり恵みが還る

思いに十(かみ)が重なり還る

恵みが再び思いと変わり

恵みと広がる神の思い





広がる渦が光なり

光は霊火理(ひかり)

思い広がる火の理(ことわり)


呑み込む渦が闇なり

闇は八水(やみ)

思いが現れ生まれし恵み



火が広がり水が八栄える

八栄えし水が再び還り

火となり思いが八方広がる




思いの真ん中

田(かみ)心

真ん中ズレて悪となる

真ん中ズレて亞となり苦を生む

真ん中わからず揺れる心が悪となる




最初に灯った思いの火

それが十(かみ)の真ん中の火

その火が霊(ひ)となり水(み)が出て身となり

この世に止(とど)まる霊止(ひと)と現る

霊(ひ)を忘れ

火を忘れ

真ん中忘れて

霊火理(ひかり)失う



思いの火を打ち消す水は

真ん中ズレた情けの思い

霊(ひ)を忘れ身(み)に溺れ

八水(やみ)が八巳(やみ)と変わりし姿

八岐大蛇という八巳(やみ)となり

身ばかり弥栄え霊(ひ)を捨てて

田(かみ)に帰れぬ悪となる


悪となりて因果の業(カルマ)

⦿(かみ)に還れぬ◎(うず)の輪廻




十(かみ)の🌀(うず)の・(まんなか)

始まりの火あり

その火が八栄(やさか)に広がり霊(ひ)となり

神々生まれ

霊(ひ)が日(ひ)となりて

星々生まれ

霊(ひ)が身(み)と交わり

人々生まれ

全ての・(まんなか)火が灯る

その火絶やさず灯すが光

生まれ赤子の心の火

天上天下唯我独尊

尊き種火を灯し続ける




恵みとなるか

悪となるか

心の・(まんなか)

鈿女(うずめ)の鈿(かんざし)





光と闇が合わさり神なり

火水の理(ことわり)

陰陽調和

調和の要が鈿女の鈿(かんざし)

田(かみ)の真ん中

霊火理(ひかり)なり