尊厳
魂に宿る尊き厳(いつき)
情けを排する容赦なき厳しさ
それは純粋な愛の炎
情けは身(水)に宿りしもの
魂に情けは宿らぬ
心(〇)の中にある厳(・)
身には厳しくとも
魂には慈しみとなる
慈愛の基たる宝物
宝在心
一、心に物なき時は心広く体泰なり
一、心に我儘なき時は愛敬失わず
一、心に欲なき時は義理を行う
一、心に私なき時は疑うことなし
一、心に驕りなき時は人を教う
一、心に誤りなき時は人を畏れず
一、心に邪見なき時は人を育つる
一、心に貪りなき時は人に諂うことなし
一、心に怒りなき時は言葉和らかなり
一、心に堪忍ある時は事を調う
一、心に曇りなき時は心静かなり
一、心に勇みある時は悔やむことなし
一、心賤しからざる時は願い好まず
一、心に孝行ある時は忠節厚し
一、心に自慢なき時は人の善を知り
一、心に迷いなき時は人を咎めず
厳が情けの曇りを祓い
心晴れたり日本晴れ
『極楽も 地獄も先は 有明の 月の心に 懸かる雲なし』
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