天子は塔の頂に
民は塔の根元に
離れているからお互い『見にくし』
ゆえに長寿とならざる理(ことわり)
大山津見神が邇邇芸命に
『木花之佐久夜毘売(このはなのさくやびめ)と石長比売(いわながひめ)を娶れば長寿となる』
と語ったものの、邇邇芸命は石長比売を『醜し』として帰した。
それゆえ大山津見神は『長寿とならず』と言った。
塔の頂 天の高みに天子の『鳥かご』を置いたゆえに、天子と民は天地の差となった。
天子から民は見にくく、民からも天子は見にくくなりけり。
お互いが天と地の端と端にいれば、民からは雲上人の姿は見えず、天子からも地上人の姿は見えない。
天地の差ほども開いた隙間・・・
それは民の心(しん)から神を消す仕組み。
神が創りしこの世から
神が消さればこの世は続かぬ
人も国も文明も
悪の巡りで長寿となるまじ
神無し世にするバベルの塔は
3000年の悪の仕組みなり
天子と神を『断つ』べく最後の仕組み
100年の計が最後の仕上げ
この世から神を切り離し
人から神を切り離す仕組み
もうすぐ成就というときに
天地グレンとひっくり返り
人世と神世は陰陽和合
神人調和の世界と鳴り成る
基つ神を知らぬゆえ
天地グレンとひっくり返る
己の中にも基つ神の魂(たま)
あることを知る悪神たち
〇(がわ)を柱としたがゆえ
悪の巡りを生む神となり
柱を壊す神となる
しかし柱を壊したところで
基つ柱があることに気付く
〇の中に立つ基つ柱
・(しん)の支えが現れる
基つ柱の神現れる
〇(がわ)の信心崩れたところで
・(まこと)の信心現れる
ゆえに〇(がわ)を柱といたしておれば
大変起こるということである
・(誠)出さねば崩れ行く
バベルとともに崩れ行く
・(誠)出るまで立ち上がられぬ
誠出せよと100年語り
それでも出てこぬ誠の柱
ここから先は「祓い」は終わり
〇(がわ)の禊ぎ(身削ぎ)の時となるなり
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