後悔は

過去に刺さった杭

進むもならず

上がるもならず

悔いて杭なり

毎度(いつも)心に残るゆえ

悔と名付けたり



悔いた思いが杭となり

自分と繋がる全てを過去に繋ぎとめる


過去の己が未来の己の杭となる

未来の己が過去の己の杭となる

カルマの由縁


思いの杭は思い残し

心に残る罪穢れ

今に用無き思いなり

六根清浄祓うべし


思い残しが思いの世界で思いの潜像現れる

思い残しの潜像界

幽界なり


悔いる思いに歓喜なく

怒り憎しみ悲しみ痛み

思いの潜像 地獄となりて

後悔の杭に引かれゆく


自分で穿(うが)った杭なれば

自分で取らねば無くならぬ

身のあるうちなら今がある

今という時しか取れぬ

身が無くなれば今は無し

杭に繋がれ先へは行けぬ

先へ行くには今あるものの

赦し 改め 懺悔を求む

改心するが祓いなり

六根清浄祓うべし



今が変われば未来は変わる

今の改め過去を贖う

過去贖えば過去変わる

過去が変わりて今変わる

変わるは未来のみならず

今と繋がる過去未来

杭が無くなり動き出す

今過去未来が動き出す


時が在るのは身の間

身が無くなれば時は無し

時無くなれば過去未来

今という時失いし


時を失いしものの杭

外すは今があるものが

代わりに外して差し上げよ

時を動かし外して上げよ



世界中に杭だらけ

思いの重みで地球(ほし)上がられぬ

己の身のみ祓うでなく

見つけた杭も祓うべし


祓いは愛の響きなり

感謝と赦しの響きなり

六根清浄心を祓って

祓いを響き渡らせ給え

祓いの祈りを響かせ給え


六根清浄晴れ渡りなば

天の叢雲押し開き

天晴れ天も晴れ渡る

天地清浄大祓成る