天上天下唯我独尊

この地上でただ我独り仲間外れになり取り残されたとしても

蔑まれ忌み嫌われ後ろ指を指されても

唯々我を尊べる

尊ぶには自分の足で立ち

根を張り幹を伸ばし枝葉をつけて

花を咲かせ種を実らせる

自分の種を育てる自覚


在りのままの魂を曲げず

在りのままの自分を生きる

そのためには尊べる自分となる


自覚を肚にすえて覚悟となる

自分に目覚めて自分を悟り

その種を肚に植えて根を張る


天上天下唯我独尊




恐れという妄想が

恐れを生み出す

下を見るから下が生まれ

落ちると思うから落ちる

上があると思うから上が生まれ

上がりたいと思うからもがき苦しむ

情けを欲するから情けをかけ

欲した情けが得られぬから渇き苦しむ

 

想像は創造である

思いがかたちになる理(ことわり)

思いの種が育ち形を成す



思いの珠が恐れで曇り

思いが歪んで巡りが歪む

巡り歪んで病となる



恐れとは慾である

慾とは

心に出来た谷のようなへこんだ欠け


珠の心は欠けず

チリが積もり山となり

やがて谷間が生まれる

谷間を欠けと思い違い

欠けを埋めようとする

欠けは愛で埋まらず

情けの水で埋まる

ゆえに情けの巡り生まれる



魂は真ん丸で谷間もなければ欠けもない

天上天下唯我独尊

情けのチリ無き無垢な珠



積もったチリを払い

曇りを磨いて真ん丸に

歪みのない思いの種

その花を咲かせる覚悟

天上天下唯我独尊



尊ぶは尊(みこと)なり

尊は御言(みこと)

御言の思い 言霊なり

すべからく人にある宝珠なり


この国に常に立っている尊

国常立の御言

日本語なり


神の御言祝(みことのり)

御言の理(ことわり)なり





二言無き 武士の言葉は 神武なり

理(ことわり)ゆえに 曲げられぬ

真っすぐ貫く天沼矛〈あめのぬぼこ)

生幸名基幹(いざなきみ)大神の御言なり

天地を繋ぐ基柱(もとばしら)

真っすぐ思いを降ろしても

人が曲げれば幸は無し

天上天下唯我独尊

自分の御言の珠を出せ


御言こそ

神である