自己愛




自己愛とは

自分に情けをかけることではなく

自分に火を灯すこと

『思い』の火を灯すこと

そしてその火を絶やさぬこと

聖火のように


消えずの火

それがすべてのものが受け継いだ神の愛

ゆえに霊(れい)を霊(ひ)と言う

直霊(なおひ)は

神の真ん中に真っすぐ繋がる火灯り

思いの火

それが霊(ひ)となり我在り



火継ぎとは

霊(ひ)を継ぐもの

それがいつしか身継ぎ(みつぎ)となり

愛を継がず情けを継ぐ『水継ぎ(みつぎ)』となる



火灯りは霊(ひ)の明かり

明かりは日月

日月の神の思いの火

その思いの火が霊(ひ)となり

身に止(とど)まりて霊止(ひと)となる



日がありて月が照る

日無くして月照らず

日は思いの火

月は火灯りを受ける器

心に思いの火を灯し

器たる身が思いを紡ぐ

それが霊止(ひと)の在り方

日月の神を顕す霊止(ひと)なり



思いの火種は皆持っている

人それぞれ色とりどりの思いの種

その火を絶やさず燃やし続けることが

自己愛


火を絶やした己を情けの水で浸すことに非ず




火種を灯せ

火の柱を立てよ

神の真ん中の愛の火

思いの火が霊(ひ)となり自分がいる

器である身と産霊(むすび)なされて自分がいる

思いの火と身の水が産霊(むす)ばれ

火水(かみ)として産霊(むす)ばれた


思いの火を燃やすとき

人は火水(かみ)となる

神人和合

勾玉の火を灯し

火の剣の柱を立て

火の明かりを身の鏡に映し


現す


日を現す月となる


現すことで地が現れる

地に様々な色とりどりの【思いの形】が現れる



思い現さずして何物も現れず

日無くして月灯り無く地無し

ゆえに世界を創るは【火】から

自分の世界を創るに心の【火】無くして何も変わらない


自分の思いの火種は何処にある?


そこに火を灯す・・・・

それが自己愛である



凛として立ち上がれ・・・・・・・・・