鬼智は機智なり




鬼智は神妙の智

誠の智なり

心 曇りなく

心 純化するとき

心に神の智現る


神の智は天地神明の理(ことわり)

不変の原理

ゆえに誤りなく

機を知る智慧となる


心曇り歪みあるとき

機を違える

心澄みきりて

機を知る



機に乗ずるは

祈り(意乗り)なり

鬼智に乗ずるは

神に乗ずるなり


鬼智と人智が和合するところ

栄えあり



響き

拍子

間合い

神人和合の機智なり


鬼智があり

鬼才となり

栄となる


鬼と気が和合し変幻自在なり

木の心となりて

直霊(なおひ)の柱立つ

その柱に産霊(むすび)なされ

奇の御魂と荒御魂つながり

萬物霊長たる霊止(ひと)となる

荒御魂は現御魂なり



キの中に言霊あり

キの中にイ(意)あり

キとキを重ねイを同じくする

現人神たる霊止(ひと)なり

神人産霊(むすび)なされたヒトなり


ヒの中にイ在り

イを止(とど)めるヒトなり

ヒは息吹

意ある息吹がヒとなる

ゆえに火は息吹である


身はミであり顕れである

ミの中にイあり

ヒのイとミのイが産霊(むすび)なされて

ヒトの姿と顕れる

ゆえに水は顕れた型である


人とは火水(かみ)の顕れ

ゆえに萬物霊の長である

鬼智と人智が合わさるところ

この世の栄となる

それはヒトが栄える世界

霊止(ヒト)栄ありて萬物栄えある理

萬物栄えゆくために

人在り




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