三相一体 運命の三女神





『再び剣を執れ・・・』

夢うつつの中で重々しい声が響く


昨年、厳島神社に行ったときに与えられた【剣】のことだろうと思って

「何が始まるのか・・・」

と思いながらも、剣を執って何をどうすればいいものかわからない・・・



すると翌日

再び夢うつつの中で

『お別れです・・・』

こんどは姫である


これはさすがに衝撃である

すでに一体化しつつあるものが『お別れ』とはどういうことか?

『私であり私でないものとなる』

「・・・・・?」

わからない


確かな存在が今まで通りある

まるで左半身を使っているかのように今まで通りその【存在】がある

しかし『お別れです・・・』と言った

「なんだ?」

わからない



しかしその翌日から頭部にエネルギーが膨張しているようになり始めて・・・

それが今も続いている

何処にも去った形跡はなく、むしろエネルギーが増えている

ただ・・・

エネルギーが変わっている




それとは別に『再び剣を執れ・・・』の言葉を思い出して

【剣】を追いかける

追いかけ、問いかけ・・・


そこで「ハッ!!」となり気付いた





厳島の三女神は天照大神が【十拳の剣】を噛み砕いた息吹から生まれた

その三女神が一体すれば【剣】となる


「ということは【剣】となるのでお別れか?」

と言えば

『そうではない、まだ先がある・・・・』


三相一体の姿が瀬織津姫

その先さらに三相一体がある

またその先にもある



【剣】を追っていると

『アスタルテ』

フェニキアの女神アスタルテへと導きが飛ぶ


それはエジプトの【ハト・ホル】

キュプロスの【アフロディーテ】

インドの【カーリー】


すべては三相一体の女神

同一の女神



しかし、人は『見たいもの』だけを見て女神をとらえた

実相は【三相一体】

誕生を司る母であり、死を司る死神であり、生を支える恵である

創造は破壊であり 破壊は創造である

その循環が恵みである



『剣は破壊と創造の狭間にあるもの』

『剣は我の一面でしかない』





逆さまの世


日月神示でよく出てくる【上下逆さまの世】という言葉・・・


そういえば・・・・

黄泉平坂でイザナギが千引の岩戸を閉めたとき、イザナミは怒って、毎日人を1000人殺してやると言い、イザナギは、それなら毎日1500人の子供が生まれるようにしようと言った


そもそもが「逆さま」である

岩戸が占められて以来、逆さまの世が続いてきた理由がここにある

子宮のあるイザナミが殺し、矛を持つイザナギが産む・・・という逆さま


その岩戸が開かれ

イザナギとイザナミが再び巡り合えば

この『逆さま』は元通りとなる


それと同時にイザナミのいる「根の国」に行ったスサノオも・・・




五元の龍神


五元の龍神

それは天地創造に於いて【破壊】と【創造】の狭間にある【剣】

創造の【意】が生まれ

破壊の先に生まれる【形】

その狭間に起こる【意】を持ったエネルギー

それが【剣】

それが【龍】



天の岩戸が開けて

再び創造が始まる・・・・・





黒龍


最近、姫のエネルギーが変わり、出てくるイメージに【黒龍】が現れる

そのエネルギーが流れ込む


たしかに、厳島神社以来の【姫の姿】とはお別れなのだろう

少し寂しい気もする・・・