復活の刻




ゴールデンウィークの長い連休も残すところ今日のみとなりました。



4月に入ってからというもの導きの連鎖が起こり、2週にわたり丹後方面に飛んで歩きまわっていました。


福知山の【豊受大神社】【皇太神社】【天岩戸神社】

御神体山である『大江山』のある大江町にこれら三神社は位置する。

大江町にある大江山はかつて『酒呑童子』がいた『鬼の山』とされている。

電車で大江駅を降りると、駅前には【鬼】のモニュメントあり【鬼瓦】が大量にあり・・・

駅自体に博物館のような施設があって、そこにも鬼瓦が・・・・・

【鬼】幸わう町である。


そして御神体山である大江山は現在『禁足地』となっている。

だから【皇大神社】から【天岩戸神社】へ向かう道中に大江山を遥拝するところが設けられていたりする。


また【皇大神社】には、昭和48年ころに【岩長姫】のお社が設けられた。

昭和45年ころに神奈川県に住むとある主婦の方に突然【神示】が降り、その方に降りた様々な神示の中に『この地に岩長姫と天龍八岐龍を祀るように』ということで皇大神社内に【岩長姫】のお社と【天龍八岐龍】のお社が設けられている。


大江町を歩きまわって翌日、丹後へ抜けて【比沼麻奈為神社】、【籠神社】、【真名井神社】を参拝

すべて【元伊勢】とされている神社です。




翌週は突然の導きにより再び福知山へ飛び、【天照玉命神社】へ参拝

そこにはこんな和歌が残されている

丹波忠重朝臣の和歌で

「大江山 昔のあとの 絶えせぬは 天照神も あわれとや見む 」

ここでも【大江山】(^^;)

そこで手を合わせていると風が吹き始め、その風がどんどん強くなってくる


これは「呼んでいるな・・・」


ということで風が吹いてくるほうへ歩いていくこと・・・30分弱(^^;)

【武神社】という地図にはない神社を見つけた。

そこの御祭神は【牛頭天皇】である【素戔嗚命】


そして翌日、これも地図には載っていないが見つけてしまった【浦嶋神社】へ

由良川沿いに佇む小さなその神社のあたりにはかつて『池』があり、その池が【竜宮】に繋がっているということでお社が建てられ神社となった。

現在その池は小さな「六角形」の池となっており、池の中にはちゃんとカメが泳いでいました。


そしてそこから産屋の里【大原神社】へとバスで向かう前に、1時間ほど時間が空いたので綾部市にある【本宮山】(大本教本部)へ行き、ぼーっと山を眺めていた。

その後、一日に数本しかないバスに乗り【大原神社】を参拝



そんな疲れた体を引きずってのゴールデンウィーク突入・・・

連日仕事( ̄▽ ̄;)

そして連休最終日の本日はようやく仕事も休み( ´∀` )

身体の軋みが一気に噴き出したのか、身体じゅうにシップを貼っています( ̄▽ ̄;)






言霊幸わう国


虫の声や川のせせらぎ、風の音、潮騒

これらを聞き分けることが出来る唯一の国が日本

それは『言葉』にあるといいます

それらの『音』という『響き』を【言葉】に出来る

だから聞き分けることが出来る


微細な【響き】の差異

それを見事に聞き分けることが出来るのが日本人です


それは『音』のみならず色にも香りにも味にも肌触りにも影響しています

色彩を言葉にし

香りを言葉にし

味わいを言葉にし

肌触りを言葉にし

五感すべてを『言葉』にして微細な差異を感じることができる

それが『日本語』です


日本語は「ヘブライ語」と約3000語ほども同じ言葉があると言います

更に、「シュメール語」とは5000語ほども同じ言葉があると言います

シュメールにある遺跡と同じようなものが日本にもあります

そして世界で最も単語数の多い言葉が「日本語」です


ちなみに・・・

かの古代文明国をシュメールと呼んでいるのは日本人だけです

世界では「Sumerian」

「スメリアン」と呼びます

かの古代文明は「スメル」が正式な呼び名であり「スメリアン」が正式な呼び名であるものを、日本のとある学者が「皇尊(スメラミコト)と混同してけしからん」ということで「スメル」を「シュメール」としたといいます



漢字は中国から来たと言います

しかし、中国が初めて統一国家となった「秦の始皇帝」のころには既に「漢字」は存在しており、それを編纂して国家統一文字としたのが「秦の始皇帝」です

つまりは中国有史以前より存在していた文字

それを「漢字」と名付け国家文字として統一した・・・ということです。

そんな漢字の中にも日本語の『言霊』がひしめいています。





鬼と神


鬼を恐れながらも崇敬し「神」と為せるのが日本人だと思う

それはひとえに「言霊幸わう」国だからこそなのだろうと・・・

善と悪の二つに凝り固まらず、善の中にも悪を見て、悪の中にも善を見る

四季が移り変わるように心も移り変わり、良き時もあれば悪しき時もある


良き時ばかりではないと知り

悪しきものには「改心」を


心の微細な襞を知り、移り変わりを知り

無常であることを知る


それゆえ「言霊幸わう」と同じく

「萬(よろず)神々が幸わう」国となる


鬼に「神聖」を見出し

閻魔大王に「神聖」を見出せる唯一の国

それが「言霊幸わう国」なのだろう





明けの明星


旧約聖書のイザヤ書で「明けの明星は地に落ちた」となっている

それがいつしか『堕天使ルシファー』となり

それがいつしか『大魔王サタン』となり

『主に敵対するもの』となる


それがいつしか「主」を冠すれば「正義」となり

人は焼かれ

張り付けられ

奴隷にされ

偽りの「愛」が広がった


かつて日本にやってきた宣教師たちは

日本人を拉致して奴隷として売買していた

それゆえキリシタンが禁制となり

日本は鎖国となった歴史がある





大魔王


素戔嗚は天界を追われ根の国を彷徨い、八岐大蛇を退治して草薙剣を得てやがて「神」へと帰還した

しかし聖書では「明けの明星」は地に落ちたまま、堕天使ルシファーとなり大魔王サタンとなり、いまだ地獄に縛り付けられている

「地獄にいるから悪魔」

しかし日本には地獄にも「神」がいる


【閻魔大王】

浄玻璃の鏡を持ち、人々の魂に「改心」を促す

その鏡に映された己の過去が己を苛む

心の真ん中にある【誠の良心】が、己の過去を苛むのが【地獄】

そこで「改心」させ再び魂を天に上がらせるために【閻魔大王】は地獄に身を置く

それは紛うことなき【神】である


しかしそれを理解できないがゆえ、閻魔大王は【サタン】となる

落ちた明けの明星は堕天使ルシファーとなり

人の「偽善」のための十字架をいまだ背負わされ続けている




日本の皇室は妙見信仰でもある

妙見星とは北極星

【天御中主】の象徴

その「王」が【牛頭天皇】である【素戔嗚命】

それは牛虎の鬼【国之常立神】でもあり【閻魔大王】でもある



旧約聖書に登場する【サタン】はあくまで神々の一員である

しかしいつしか【神は一つ】となり【大魔王】として落とされていく


イブに禁断の果実を食べさせたのが【サタン】であり【ルシファー】とされているが、そんな記述は何処にもない

禁断の果実を食べさせたのは【蛇】である


その【蛇】が【サタン】の蔭に隠れ、【堕天使ルシファー】の蔭に隠れ

いまだ【禁断の果実】を食べる誘惑を続けている



その【蛇】とは何者であるか?


それはすべての人の心に宿る【堕心(だしん)】

その【蛇】に囚われ【蛇芯】となる

心の芯は【蛇】の如くねじ曲がり

神の心が届かぬものとなる


それを【改心】させるのが【閻魔大王】

己(おのれ)の心の巳(み)を祓うのが【改心】

ゆえに【禊ぎ祓い】がある

【禊ぎ】は【巳削ぎ】である

禊ぎし改心して心に【神】を呼び戻す

【閻魔大王】は紛うことなき【神】である



閻魔大王の復活

素戔嗚命の復活

国之常立神の復活

それは『蛇に巻かれたもの』にとっては【大魔王サタン】の復活となる

蛇に巻かれたものにとっては『身(巳)を削ぐ』【改心】の地獄をこの世に現出させる【悪魔】としてしか目に映らないのだろう


【禊ぎ(巳削ぎ)】の剣

それが【八岐大蛇】を退治した【素戔嗚命】が手に入れた【草薙剣】

根の国底の国に落ちてまで手に入れた【剣】である





「八雲立つ  出雲八重垣 妻籠に  八重垣作る  その八重垣を」

日本最初の和歌である【素戔嗚命】が詠んだ歌


【蛇】は人の心に【雲】が湧きたつように現れ出でる

そんな雲を遮る【垣根】

それは【気付く心】

気付きが心の芯に【蛇】を寄せぬ【垣根】となる

その【気付き】は心の真ん中に【神の光】である【誠の良心】があってこそ初めて気付ける

【誠の良心】

それが【草薙剣】

全ての人が持つことの出来る剣である


【誠の良心】は【龍心】である

天地を創造した神

そして今なお天地を天地たらしめている神々

龍神たち八百万の神々

そんな神心が龍心であり良心であり

【禊ぎの剣】である




令和


ミツバチのように

イワシの大群のように

和しているとき恐るるもの無し

個がバラバラになれば孤となり

いとも容易く呑み込まれる

個は小さくとも和を以ていれば

けっして揺らがぬ盤石の【垣根】となる

ゆえに【和】を以て貴しとなすべし

【蛇】に巻かれることなく

己の心を【龍心】となし

【和】して【大龍神】となるべし


やがて【一厘のしくみ】が動き出す

【魔王】の国の【魔人】となるか

【真王】の国の【真人】となるか



【素戔嗚命】がその身を賭して得た【草薙剣】を掲げよ

【良心】の【鬼】となり

人の心に巻き付いた【八岐大蛇】を退治しようではないか・・・