神武の剣(しんぶのけん)




人が目覚め進もうとするとき

邪魔をするものあり

躊躇する魂あり

我を出す過去世の記憶あり

様々な抵抗が起こっていたりします。

自分では気づかないところで

抵抗し、妨害し、目覚め進むことを阻む


せっかく顕在意識の自分が前に進もうとしても

過去世や魂が躊躇したり我を出したりして

今世の目的を阻むようなことも起こります。

それが依霊(よりひ)・禍霊(まがひ)を寄せることにもなり、やがて目的を曲げてしまうことになったりします。


「それは本人の選択だから仕方ない」


たしかにそうなのでしょう。

しかし

『縁あり導かれたものに対してそれはできない。』

それが瀬織津姫の心



それゆえ時折【剣】を抜く

【剣】を突き付け改心を促す

【龍】を授けるのであってみれば、それはしなければならないこと。

【龍】は力となり導きとなるもの

しかし次元の違う存在

だから次元の違う自分があることを知り、一体とならなければ「人との身」では使えない。

だが、霊の身ならば別である。

そこに禍霊が依るならば、龍の力は別の目的となる。

現に修行をして現世利益に利用してきた【霊能者】も多い。


別に自分の利益に使うのが悪いということではない。

しかしそれが天地の理(ことわり)を狂わせるものならば、放っておくことはできない。



せっかく本人が目覚め目的を探し始めて進もうとしているときに、足枷となるものを放ってはおけないということだ。

たとえそれが禍霊であれ、過去世であれ、躊躇する魂であれ・・・


これが何十年、何百年、何千年の昔のことであれば、おそらく放っておき本人の意思と選択の修行に任せるであろう。

しかし、今はもうそんな時ではない。

【一人でも多くの魂を救う】

それが神々の意思


それゆえ瀬織津姫は【剣】を抜き

『いつまで迷っているのか』

と剣先を突き付ける

禍霊・依霊にさえ

『心改め上がれ』

と改心を促す



我を張り躊躇する過去世の魂には

『改めよ。さもなくば切り離す』とまで言い放つ。

たった一つの時代を生きた記憶の魂が、今世も別の過去世も台無しにする。

それならば一つの魂の記憶を『切り離す』となるのだろう。


そしてその剣先は【守護神】にまで向けられる。

『いつまでかかっている。出来ぬなら変わられよ。』と・・・


ひどいときは【守護神】に『禍霊』が取り憑いていることもある。

【守護神】に取り憑く禍霊である。

そうとう大きな禍霊であり、その隠れていたものが現れて襲ってくることもある。



そうしてようやく【龍】との【結び】となる。




縁あって巡り合う人は【目覚め進む】意思を持った人だと思います。

それゆえ【剣】を抜くことも厭わない。

それが【神武(しんぶ)の剣】

天地の理を守り、魂を守る【瀬織津姫】の【神武】



・・・・・


次元の重なりにある次元の違う自分に目覚め

和合し進めば【龍】は力となる

禍霊を寄せぬ【龍】と成し

【神武】を貫き【神】と和合し

【現人神(あらひとがみ)】と成られよ

そして一人でも多く

魂を神上がられよ

神々は

還りを待っている