ようやく・・・・
この訳のわからない力・・・
『龍を人に授け結ぶ』という力の意味が解ってきたような気がします。
荒魂(あらみたま)
戦後の日本人が徹底的に削られ潰され押し込められてきた荒魂
それを取り戻すために与えられた力なのかと
日本の国体は紛うことなき『龍神』の上に出来上がっている。
ゆえに日本人は八百万の神々、八百万の龍神たちと生きてきたはずである。
その『結び』の絆を徹底的に断たれ、荒魂なき状態に押しやられている。
【荒】という字がいかにも悪いものと思い、もしくは思わされて
荒ぶる魂をいつしか押し込めてしまった。
しかし、人は本来【四魂】を備えている。
【荒魂】の手綱を取る【和魂】がある。
それらを包む【幸魂】がある。
そして、魂が横道に逸れない為に【奇魂】がある。
かつて
正義を成す義賊を【大悪党】と言った。
それは【楠木正成公】の代名詞でもある。
悪という字は亜の心と書きます。
亜とは古代の【墓】の象形
だから『十字』となっています。
『次のもの』という意味で『引き継ぎ引き継がれるもの』『過去から未来へ継続するもの』という意味合いもあるかと思います。
それはとりもなおさず『変わらぬもの』である。
そんな『普遍性』を顕す『亜の心』
悪とは『普遍に変わらぬ心』である。
天地創造から連綿と変わらぬ道である『神武』を貫いた楠木正成公が【大悪党】と呼ばれる所以でもあるのだと思います。
また
『荒(あれ、あらい)』とは【スサ】とも読みます。
そして【荒の王】という言葉が飛び込んできた。
つまり【スサノオウ】
それはたぶん【大悪党】の原型なのかもしれません。
【大悪党】とは【義】の者
そんな者が顕れたなら、権力は維持できなくなる・・・・
それゆえ【荒い】と【粗い】をかけ合わせて、単なる【粗暴な荒くれ者】のイメージが作られたのかもしれないと思う。
そうして長い長い時間をかけて、日本人の【荒魂】は削られ捻じ曲げられ押しつぶされしてきた。
そうして現代の人は、押されても、捻じられても、削られても・・・
「何も言わない・・・」
そんなことになってしまったのだろうと思います。
気付いても気付かないふりをしたり
二言目には「仕方ない」という言葉で自分を説得したり
周りの目を気にして、空気を読みすぎて、自分が人より突出しないように、自分で自分の頭を抑え込み
自らの【守り】であるはずの【荒魂】を心の奥底に捻じ込んでしまった。
龍王と突然の【契約】を結び
知らぬ間に【龍】を操り
人に【龍】を授け
それが意味するものが
【龍族の復活】
そんな言葉を1年前に聞きました。
そのために【龍を授ける】のだと・・・・
しかし、ピンとこなかった。
正直『意味がわからない』という気持ちでした。
「龍族って何?」
「復活って何?」
「それをしてどうなる?」
「一体何のため?」
疑問だらけで全くわからなかった。
しかし、1年を過ぎて様々な【導き】により、あちらへ飛んだりこちらへ走ったり・・・
【導き】の言霊を聞き、様々な神々の言霊を聞き
ようやくそれらの意味がわかりかけてきたように思います。
【龍人族の復活】
それは押しつぶされ捻じ込まれた【荒魂】を復活させ
日本人が日本人として【凛】と立ち上がるため
結ばれた【龍】の力と共に
【神武】の【荒魂】を押し立てる
そんな人たちが日本の未来を背負い
世界を導いて行く
そのための【龍】との結びであると
だから天照大神の【荒魂】である瀬織津姫なのだと
日本の国土は龍神に守られています。
日本の国体そのものが【龍神】です。
そして
この地球に最初に国を生み出した神こそ【龍神】
日本の八百万の神々はいつでも【龍体】となって
山に
川に
海に
空に
地球の隅々にまで【生命】の【巡り】を与えています。
【龍】との結びは
【龍】と共に立ち上がり
自ら【龍】使いとなり
自ら【神】を顕し
自ら【龍神】となり
【恵の調和】を取り戻す
そのための【龍族の復活】です。
瀬織津姫は言います
『情熱の柱を立てよ』
『誠を立てよ』と・・・・
それゆえ
『情熱無き者寄るべからず』と言い放ち
『誠無き者は畏れよ』と言い放ち
自ら天の太陽を輝かせるための【荒魂】として
【凛】として【剣】を高々と掲げています。
木花咲耶姫は言います
『巌のごとき意思の炎をたたえよ』と・・・・
『天を信じ己を信ぜよ』と・・・・
菊理姫は言います
『自分であることに腹を括れ』と・・・・
『導きの神と共に生きることに腹を括れ』と・・・・
選ぶのは自分の意思です。
どう生きるのか?
その選択は自分にしかできない。
誰かが自分の選択を変えることなどできない。
今のすべては自分の選択の先にあるもの。
自分以外の選択に非ず。
荒魂を立てるも
荒魂を押し込めるも
すべては自分の選択
たぶん・・・
もうその時が来ているのだろうと思います。
誰かのせいに出来ない
全ては自分・・・
その時です。
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