朝から部屋中雑巾がけ・・・
そしておもむろにヨガを始める
「いったいどうしたことだ?」
そんなことを思っていたら・・・・
心の奥から沸々と湧き上がってくる思いが
「今の若い子たちはほんとよく我慢している。辛抱強いなぁ・・・・自分なら間違いなく【キレ】てるぞ」
などという感想が沸き上がってきた。
心の香り
子供が【凶行】に及んでしまうということは、子供の闇が深いわけでは決して無い。
子供はあくまで【純粋】な行動をとる。
大人のように【心と言葉と行動】がバラバラということはないから。
【闇】はそこら中にある。
その【闇】を見て見ぬふりをして【無いもの】と決め込んで、「私たちは豊かである」という妄想に逃げ込んだ大人たち。
そんな大人たちの【見て見ぬふり】が、【闇】の広がりを【見ないふり】をしてきたことで、子供の世界にまで浸食してしまっただけである。
未来を『真綿で首を絞める』がごとき【見て見ぬふり】をしておいて
「私たちは豊かである」
「私は善人である」
などという妄想を子供たちに押し付けてきた。
そんな【闇】に蝕まれてしまった子供は被害者以外のなにものでもない。
子供が凶行におよんでしまうとき・・・
それは決して大人のように【欲望】からの行動ではない。
自分のための【生存本能】であったり
誰かのための純粋な【本能】であったり
私も・・・
11歳の時、自分の【死】を覚悟して
【凶行】と言われることを行おうとしたことがある
自分のためでなく
家族のためだった
相手は大人のヤクザ
だから【死】を覚悟していた
たまたま、その機会が訪れることがなくなってしまっただけで
もし機会が訪れていたら
一時世間を騒がせて
忘れ去られたことだろう・・・・・・
子供は子供であるがゆえに【誠】を持っている
だから【心と言葉と行動】が全く違う大人たちに【闇】を垣間見ている
【闇】は・・・
そんな【心と言葉と行動】のズレた【隙間】に出来る【光】の届かない空間
その【光】の届かない空間が広がっているのである
だから【心】に闇があるわけではなく
環境に【闇】があり
状況に【闇】があり
世界に【闇】がある
ということを再び【見て見ぬふり】を決め込んで
自分たちの行いに【蓋】をしてしまう。
そしてまた【闇】が広がり続ける・・・・・・
【闇】を【光】に変えるとは
【闇】を見つめ
【闇】と対峙し
【闇】を【闇】で無くすこと
いくら頭の中で【光】を思い描いても
実際にある【闇】から目を背けて
【見て見ぬふり】をしていれば
【闇】は広がるばかりである
世界を豊かにしたいなら
世界を光で包みたいなら
まずは己の襟を正さなければならない
【心と言葉と行動の一致】
それが出来なければ【闇】は無くならない
いくら「自分は善人だ」「自分は豊かだ」と思っても、ズレがあるなら偽物である。
【善】であると言いながら
【闇】を放置して
【悪】と調和していることとなる
それは
【闇】を許し
【悪】を許し
その【広がり】に目をつぶり許していることである
単なる【偽善者】でしかない
正直
今の若い子たちは辛抱強いと思う
子供たちも
そんな大人たちが生み出した【闇】を【光】に変えようと純粋に行動している
大人の苦労を理解しようとして
自分たちが出来ることをしようとして
しかしどうにも【闇】の大きさ、濃さに負けて飲み込まれてしまう
にもかかわらず
【見て見ぬふり】をする情けなさ
そりゃあ【キレ】ても仕方ない状況である
【見て見ぬふり】をして綺麗ごとを言う様は
まるで「ピカピカのキッチンだけど排水溝は泥だらけ」という状況に似ていて
いくら見た目を【美麗】にしていても
心の淀みが匂ってくる
実際、本当に匂ってくる
淀んだ匂い
干からびた匂い
腐食した匂い
生臭い匂い
そんな【心の香り】が漂う
ひどいときは舌先にまで【味わい】として伝わる・・・・
目に見えないものでも伝わる
【心と言葉と行動】が一致していれば
それは手に取るようにわかるもの
だから
子供達にはわかっているのである
子供達には純粋に【愛】がある
だから何も言わずに「何とかしよう」とする
そんな子供たちに自分たちが生み出した【闇】を処理させておいて
「子供たちの心の闇が理解できない」とは笑止千万
いったい誰に自分の【尻】を拭かせていることやら・・・・・
未来を明るくしたいなら
心と言葉と行動の【不一致】をしているその手を退けて
真綿で【未来】の首を絞めるがごときその手を退けよ
自分が生み出しているかもしれない【闇】を隠すその手を退けて
【闇】を手放し
その【闇】を見つめ
【闇】と調和した心を掃除せよ
見て見ぬふり
知ってて知らぬふり
仕方ない
出来ない
みんながしているから
【恐れ】と【怠惰】
その心を掃除せよ
【誠】を歪める心を掃除せよ
そして
【闇】に向かっていた子供たちに謝罪し感謝せよ
それが【闇】を【光】に変える
ただ一つの道である
綺麗ごと
綺麗な言葉など誰でも言える
むしろ悪人のほうが心が痛まない分美麗に着飾って言葉を紡ぎだせるだろう
要は【言葉】と【行動】が一致しているか
【言葉】と【心】が一致しているか
それを知るには自分自身が【誠】でなければならない
己から逃げるべからず
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