閻魔大王
不動明王
黒龍
心の奥深く
地獄の入り口
それは魂のある場所
その漆黒の闇の中に
それらは佇んでいる
生まれ変わり・・・
再生するためには避けては通れない道
それが【浄玻璃の鏡】
地獄の閻魔大王が所有する鏡
洗いざらい自分の全てを映し出す鏡
浄玻璃の鏡
それこそが魂の姿
鏡の傍には鬼が立つ
そして鬼が云う
『誠であるか?』
鬼が云う・・・と書いて【魂】
浄玻璃の鏡の前に立つ鬼こそ我が魂
『御魂磨き』とはその鏡を磨くこと
そこに映る自分を『誠』とすること
曇りなく
歪みなく
自分を真っ直ぐ映し出す
それを真っ直ぐ見つめ返す
誰も自分を裁くことは出来ない
なぜなら全てを知っているのは自分だけだから
人は他人を見たいように見ているだけ
けっして裁いてはいない
けっして裁けない
裁いているのは自分自身
すべてを知っている自分自身
だから裁ける
再び鬼は云う
『誠であるか?』
はじめに言葉があり
強い思いがあり
意思となり
理(ことわり)のもと
そして生まれた
『それを成すか?』
肚くくり
それは生まれ変わりの最後の理(ことわり)
九九の理
黄泉と現世の境に在りし【菊理姫】
閻魔大王の傍に佇む
生まれ変わりの導き手
生まれ変わって
浄玻璃の鏡に映る姿は
神と和合した人の姿
それは純粋な【鬼】の姿
【鬼神】である
閻魔大王は闇(陰)の姿
光(陽)の姿は艮(うしとら)の金神
牛と虎
牛の角と虎の牙が生えしもの
それは【黄金の龍神】
【国之常立神(クニノトコダチノカミ)】の姿
黒龍は反転して金龍となる
不動明王は弁財天となり
閻魔は反転して国之常立神となる
陰陽の姿なり
鬼とは
田(カミ)にノ(ツノ)と八ム(キバ)が生えた姿
角は『意思』である
牙は『言霊(云)』である
魂とは
鬼の言霊
はじめにありし言葉
はじめにありし意思
自分が存在する理由
鬼の言霊を成す意思
それが【誠】の心
鬼と成れ
黄金の龍と成れ
それこそが
【神人和合】の姿である
神々は上にも下にもいる
天国にも地獄にも
前にも後ろにも横にもいる
そして
天国への門も
地獄への門も
すべては『ここ』に在る
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