技が導く心 心が導く力




『感覚』の大切さ


ヒーリングという目に見えない力を理解するのはなかなか難しいことです。

ですが、五感で検知できないものではありません。


目には見えませんが脳裡には映ります。

また、肌で感じられたり、温もりとして感じられたり、胸のあたりで『心地よさ』として感じられたり・・・

疲れていたのが元気になったと実感できたりもします。

そのほか、前向きになったりとか、考え方が変わったとか、心の変化も感じられます。


人は本来『感じる力』を持っていますが、知識優先の現代ではついつい後回しにされてしまいます。

ですが、この『感じる力』こそが『豊かさ』へとつながる大切なものだと思います。


『幸せ』とは元来感覚のものです。

『幸福感』

それが幸せや豊かさを計るものだからです。

ですから、感覚を研ぎ澄ませば研ぎ澄ますほど、豊かさは増して行きます。



『癒し』とは「治療」ではありません。

治ったとか治らないの『理屈』ではなく

痛みが和らいでスッキリして心地いい・・・などという感覚のものです。

当然、痛みの原因や改善要素の論理はありますが、目指すのはそこから更に一歩二歩先の『感覚』です。






技が導く心


技には論理があり流れがあります。

ゆらぎセラピーの技にも当然、論理があり流れがあります。

この論理と流れが『起承転結』のある音楽のように、始まりから終わりまでの『波』を構成しています。

そんな技の『波』に乗ることで、心も同調して『波』に乗っていき、癒しの論理の『波』に同調して『癒しの心配り』が生まれます。

『癒しの心の配り方』が技の起承転結をさらに豊かなものに変えていきます。

演奏する音楽にしっかりと心が乗るようなものです。


技を用いて人を癒していくことで、技に命を吹き込む心が生まれる・・・

『技が導く心』とはそういうことです。




心が導く力


技に合わせて心が大きく動けば、そこに当然のことのようにエネルギーが乗っていきます。

心が動くとは『意』が動くことです。

『癒しの意』が動くことでエネルギーは自然と流れてゆきます。

呼吸をするように

エネルギーが循環します。


自然の流れの中で動き出す心、動き出す意。

それは、心を動かさず、意識せず・・・・

流れと同調することで起こります。


【龍】のエネルギーは『意図する』ことが大切です。

しかし、意識し過ぎて心が凝りすぎると流れが滞ります。

だからそんな時は再び『技』に還ります。

技に還り再び心を流れに乗せて、力を生み出します。



技・心・力

それは常に三位一体となり循環し影響しています。


技が癒し

更に心が癒し

そして更に力が癒す


『技術』という土台に『心』の柱が立ち、『力』の家が出来上がります。

『技』という楽譜に『心』という音色が乗り、感動を与える『力』となります。



技という土台があり、そこに心がしっかりと乗れば、自ずと力は発動されます。


あとは自分を信頼すること


それが出来ればしっかりと『力』を操れるようになるでしょう。