天の皇(すめら)の大神は
運命の機を織る
描き出される模様は
出来上がるまで現れぬ
運命の機織りは
時節が来ねば現れぬ
なれど人は模様が出ねば
心動かず身も動かず
模様が出てから慌てても
運命の糸は織り込まれ
新たに入る余地は無し
小我を捨てられぬものには
模様は描かせられぬが道理
受け取ることも出来ぬはおろか
勝手気ままに模様を描く
曲がった糸は断たねばならぬ
ゆえに曲がらぬ御魂でなければ
未来を描けぬ神心知れ
ムー、アトランティス、レムリアなるか
名など何でもよろしかり
かつて沈んだ青人草は
小我を張りて御魂曲がりし
神の御言が届かぬばかりか
真澄の心をあざ笑い
セムの言葉を無視したゆえに
断たれた糸となりにけり
それを神のせいにして
稚姫殺し 真澄を穢し
星(金星)の理(ことわり)捻じ曲げて
素佐鳴殿に罪を着せ
曲がりた心をそのままに
世界を曲げに曲げてきた
同じ過ち繰り返し
再び曲がりた糸となり
あらぬ方へと道を曲げ
鼻高天狗極まれり
再び『光』を取り違え
再び『祈り』を取り違え
再び『愛』を取り違え
掃除しきれぬ心の小我
大河の流れを歪み見て
真澄の心 失いし
かちかち山の船頭は
どこへ先導するのやら
スピリチュアルの言葉には
裏にマムシ(魔虫)が潜むなり
言霊さえも受け取れぬほど
マムシに絡め取られては
神の言葉も届くまじ
掃除洗濯 天に任せて
腕組み坐して眺めるだけの
我良し天狗と曲がりに曲がる
機織りは
出来上がるまで模様はわからぬ
ゆえに無心に動けるものが
模様を描く『役目』なり
小我に囚われ動けぬのなら
黙って眺めているが良し
捨てれぬものがあるのなら
真澄に精出し魂磨き
真澄の世と成る道をゆけ
真澄となれば神の光が
その身と心におのずと宿る
模様を映す純白の
糸となりてくだされよ
真澄の魂と磨けねば
神の色は現わせぬ
愛だ光だ祈りだと
おのれ勝手に色を付け
模様を描くは道を外れた
外道となりて断たねばならぬ
再び繰り返さぬために
草薙剣の大鉈ふるう
死神として現れん
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