思い出話をひとつ・・・・・
安政6年(1859年)、備中国浅口郡大谷村(現:岡山県浅口市大谷)にて赤沢文治(川手文治郎)、後の金光大神(こんこうだいじん)が開いた創唱宗教である。同じ江戸時代末期に開かれた黒住教、天理教と共に幕末三大新宗教の一つに数えられる。(Wikipediaより)
これは岡山県浅口市金光町に本部を置く『金光教』という宗教団体についての記載の抜粋である。
上記の『金光教』と共に同時代に起こった『黒住教』『天理教』、は共に『国常立命』の『御神託』により起こった宗教と言われている。
そんな金光町で生まれ、金光教が創設した『神道金光教会学問所(後の金光学園)』という中高一貫の学校を卒業し、東京へ出て『津田義塾大学』へと進学したのち、従兄である男性と結婚した女性がいる。
その結婚相手の男性というのは、元総理大臣の『菅直人』議員であり、女性はその妻・信子さんである。
なぜこのようなことを書いているかというと、ここ最近のアメリカの騒動を見ながら、過去の出来事を再び思い出していたからである。
アメリカの現在の混乱の状況は『911』によって目覚めたアメリカの国民が、自分たちの国を必死に取り戻そうとしていると聞かれる。
まさにその通りなのだと思う。
それを見ながら『我が国は?』と振り返ったとき、なぜこうも温度差があるのだろうか?
かつて日本人も日本を取り戻そうとした。
だが、それが果たせなかった。
10年も前であり、今とは違い『ネットはいかがわしい情報ばかり』というのが常識であり、多くの人はメディアに翻弄されていた。
しかし、そんな状況でも『政権交代』は起こった。
それほど国民の怒りは沸騰していたということだろう。
そして、あの当時の民主党というのは保守の政治家もたくさん抱えており、リベラル政党というよりは保守の色が濃かった。
相変わらずメディアは当時の総理大臣『鳩山由紀夫氏』を『馬鹿』だの『宇宙人』だのと揶揄し、しまいには『しゃべるな』というようなことまで言って、人格破壊を徹底して続けていた。
この鳩山元総理は『博士』であり、スタンフォード大学で博士号もとるほどの人であって、決して『馬鹿』ではない。
彼を貶すのはスタンフォード大学を貶すのに等しいだろう。
鳩山氏の専門は『オペレーションズ・リサーチ』というもの。
統計や数学的見地から効率的な計画を策定する科学的技法である。
解りやすく言うと『蝶の羽ばたき一つが起こす未来の波紋を予測する』とでもいうのがいいか。
だから、一見突飛に聞こえる同氏の言動は『蝶の羽ばたき』であり、その言動が起こす『波紋』を予測してのものであると言える。
そして、同氏は『学者』である。
まわりの『目』よりも自分の『成果』のほうが大切なのである。
だから普通では考えられない言動や行動が出てくるため『宇宙人』と言われる所以であろう。
そんな鳩山氏が様々なバッシングやプレッシャーで総理を退任し、次に総理となったのが『菅直人氏』である。
この方も『切れ者』と言われていたほどの人である。
そして妻の信子さんも政治に様々に貢献している。
『薬害エイズ訴訟』は彼女から始まったともいえるものである。
そんな『菅総理』の時に事件は起こった。
それが『311』
アメリカは『911』で目覚めた。
しかし、日本はこの『311』で国民の『叛旗』を完全に折られてしまった。
それは、かつての『広島』『長崎』を思い起こさせる巨大な『脅し』であろうと想像している。
被爆国であるからこその、最も効果的な『恫喝』。
それが『原発』を破壊した巨大な地震であると見ている。
あくまでも想像であるが・・・・・
あの時の『菅総理』の蒼白な顔を今でもはっきりと覚えている。
思わず『菅総理・・・何かあったか?』と勘繰ってしまうほど、打ちひしがれた様子が窺えたからである。
そして、その後の対応はまるで誰かに命令でもされているのか?と思えるほどの、機械的で感情のない様子が続いていた。
ただただ直感で『屈服した』と見て取った。
そしてその後の民主党は、あれよあれよという間に分離され解体されていった。
それと同時に多くの国民も『叛旗』を翻すことをあきらめてしまったのかもしれない。
『311』については賛否もあろう。
ただの偶然の地震かもしれないし、『脅し』かもしれないし・・・・
しかし、どちらにせよあそこで日本人の心に灯った『叛旗』が折られたのは確かである。
そして、メディア煽動によって日本はふたたびくだらぬ『痴話げんか』ばかりの国へと変わっていった。
政治というものを、もっと立体的に、かつ多面的に捉えていただきたいと思ってこれを書きました。
そしてさらに、ここから『神々との共和』の様子を感じ取れる人は幸いであると思う。
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