戦えど争わず
抗えど押し退けず
炎を消すはおのれ自身
誰にも心は手が出せぬ
消すも灯すもおのれ次第
『戦』の一字がそこにある
天の光は明らめる
そは攻めに非ず
争いに非ず
攻めと思うは光なきゆえ
闇に焦がれる疚しき心
おのれを責めるはおのれの誠
純真無垢の光の心
遠い約束思い出し
果たせぬおのれを恥じるゆえ
いつまでどこまで逃れても
おのれの心に逃げ場無し
慾に紛れて隠れても
やがて朝日は谷をも照らす
岩戸明けたり日の出なり
誠の光 照らしゆく
世を照らし
身を照らし
言を照らし
心を照らす
日の出の神が天地(あめつち)照らし
三千世界に花が咲く
誠に還りて神人なりて
我を顕す神人なれ
すべての人の真ん中で
真っすぐ天地照らす『良心』
天地照大神なり
光りを現し明らめる戦(いくさ)
戦えど争わず
おのれの光の柱立て
柱を曲げず押し立てて
抗い進めど押し退けず
光りを照らし『火継ぎ』して
天地光で満たす弥栄
誠(まこと)の真(ま)が光なり
日の出の大神 天照(あまてらす)
言(こと)事(こと)結びて誠(まこと)成る
日の光を身に宿す
心の水面に日を映す
心荒れては水面揺れ
光りは歪み 真が魔となりし
動ぜぬ心 不動心
水面平らけく動ぜぬ戦
渦に抗い心乱さず
抗う手放し心を鎮め
光りを真っすぐ映しとる
心の水面 鏡の如し
不動の心を手に入れて
我を顕す神人なれ
すべての人の心の水面
海原照らす 月黄泉の神
黄泉の世界は心の世界
心の海原 水の世 世水(よみ)なり
心荒(すさ)びて波荒れし
那美神荒れしを鎮めたり
荒びた波を均(なら)し鎮める
ゆえにスサナル大神なり
那美神鎮まり 黄泉(世水)鎮まりて
日の出が黄泉の水面に映える
日月の結び イワトアケ
天地照らす夜明けなり
心の奥の奥の黄泉
鎮まり光が差し染める
闇に紛れた魔の光
誠の光に褪せて行く
おのれの光 誠ならずば
誠の光に消えゆく運命(さだめ)
心改め手放す時ぞ
戦い抗い手放して
我ら映して神人たれ
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