倭姫の導きが来はじめてからというもの、非常に現実的な導きが増えている。
私が20年も『探偵』という仕事をしていた意味も、ここにきて大いに報われている感がある。
新聞や雑誌、テレビやネットの情報、様々に流れる情報の言葉の裏側にある『意図』を知る。
だから新聞や雑誌、テレビなどが『何の意図をもって言葉を紡いでいるのか』という流れもそれとなく見える。
実際、新聞記者の『文章創作法』を間近に見てきたので猶更である。
情報や文章、言葉の『流れ』や『エネルギー』といった『目に見えない意図』を感じ取り、それらの流れやエネルギーに『違和感』があると、それとなくわかるわけである。
そういった部分は必ず『綻び』を帯びているため、結局はそういう部分から崩れて行くのである。
そんな言葉の淀みや文章の縺れを解きながら、地道に調査していくのが『探偵』の仕事である。
しかし、近年はそんなものは尊ばれなくなったので、その世界から足を洗うきっかけになった。
時代が進むにつれて人は『真実』よりも『都合のいい嘘』を望んでいる。
様々な真実が現れだした今日この頃とてそれは同じ。
多くの人は『真実を求めるようになった』と思っているようであるが、それは間違いであろう。
その実求めているものは『自分に都合のいい真実』であり、『都合の悪い真実』に関しては相変わらず蓋をしたがる。
散々神々の『浄化』の時を恵まれながらも、『都合のいい真実』という『嘘』を手放せなかったようである。
横道に逸れたので話を戻す。
『倭姫』に導かれてたどり着いたのは、『文書をあらためて見よ』ということと『系図』という人の歴史が記された『地図』である。
以前から世に出てはいたものの、意識しなければ誰も見ないのであろう。
それは自分とて同じであり、だから倭姫はそちらに目を振り向けてくれた。
天火明命
饒速日命(ニギハヤヒノミコト)から続く『籠神社』に伝わる系図がある。
その系図の中に『邪馬台(ヤマト)国の女王・卑弥呼』があり、その後の後継者『台与(トヨ)』もある。
その系図には『天照皇大神』の【荒魂】として『瀬織津姫命』の名が記されている。
系図
邪馬台国論争のように、これら系図に対しても様々な『論』という誤誘導があちこちで為されている。
意識を全く別の方向へ振り向けるため、誤誘導という情報操作がなされる。
たとえば、『邪馬台国(ヤマタイコク)は何処にあったのか!?』などというふうに、あたかも『どこかの一地域』であるかのように論じてることで、自然と『邪馬台国はどこかの一地方国』という印象を植え付ける。
情報操作の常套手段である。
そしてそれを『学者』がそれぞれ論じ始めれば、自然とそんな流れが出来て行く。
それが『御用学者』と言われるものの務めである。
アメリカで『所得税』を徴収するために『経済学』というものが『御用学者』によって生み出されたのと同じ理屈である。
そんなふうに文書や系図に対しても『論争』がばらまかれている。
そして、そんな論争に対して『枝葉』を突き詰めて行けば、必ず袋小路に突き当たるわけで、そうなると情報操作の思惑通りに『うやむや』に霧消してしまう。
だからここではあまり細かなことを言うつもりはない。
言ったところでいくらでも論争は仕掛けられるわけであり、それが理(ことわり)を曲げる『理屈』という『呪い』である。
この『呪い』に関しても様々な印象操作が行われている。
おどろおどろしい『呪文』を強烈な『念』とともに送り込むのが『呪い』という定義が無意識化に浸透している。
しかし、実際は『ちょっとした言葉』だけで済むのである。
そんな『ちょっとした言葉』による情報操作、印象操作により人を動かす『呪い』に長けた我が国である。
『呪い』が『常識』として入り込んでいるので、当たり前になっているからこそ気付かない。
そんな蜘蛛の糸のように張り巡らされていた『呪い』の数々が、神々の『浄化』で解けていった。
そんなせっかく解けた『呪い』を、再び元に戻すのか、それとも解けた世界で『真実』を生きるのか。
人は『都合のいい真実』を求めている。
ゆえに蜘蛛の巣は再び戻ろうともがいている。
そんな蜘蛛の糸に巻かれたい人も多い。
この先、選択は自由であり自己責任である。
自分が行きたいところへ行くだけである。
神々の元へ還るのか
呪いの輪廻に永劫巡るのか
そんな選択である。
話を戻そう。
天火明命
それは木花咲弥姫命がお生みなされた
三相一体(海幸・山幸・火明)の御子
国常立命の業御魂
世の海原山々治めし王
瀬織津姫
素佐鳴大神の剣から
天照皇大神がお生みなされた
三相一体(三女伸)の御子
天地人の柱の姫
陰陽和合し大地球主(オオクニヌシ)たる
丹波(タニハ)が真中(まなか)の地球(クニ)の皇尊
天地の間 葦原中津国の
天を照らし 地上(クニ)を照らし給う
そは過去であり未来の導(しるべ)
巡り巡りて弥栄なる道
過去と未来が抱き合い和合し
弥栄の地球(クニ)が弥栄生まるる
零で始まり一二三(ヒフミ)と弥栄え
九十(コト)と事成り零に還る
神の弥栄の呼吸の中に
弥栄の道の岩戸開かれる
導きの『倭姫』
『邪馬台』の姫なり
天火明命
皇尊の系譜なり
岩戸に閉じ込められし形代なり
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