龍狐 共に在り




風巻き雲を生む龍在り

雲を押し流す龍在り

大地鳴動の中に龍在り


木々岩々を渡る龍在り


恵みの水を天へ帰す昇龍

恵みの雨を降らせる降龍


大地を駆ける赤狐白狐

木々虫鳥獣知らせ伝うる



五元の巡りを龍が生み

五行の巡りを狐が生みゆく

天地自然の理の中に

龍狐在り

龍狐の活動

地球の胎動


摂理と共に在らば

龍狐常に友なり


人とは一体何するものぞ?

人の摂理とは何であるか?



人の身体は地球の身体で形作られ

自然の恵みで育てられ

天地自然の中に在り


人の霊は神の響きで彩られ

神の愛で育てられ

天地の神々の中に在り


色形在るもの全て身(シン)なり

身(シン)には必ず魂宿る

天地自然に仇為す物生めば

天地自然に仇為す魂生まれし


天地自然の巡りから外れなば

龍狐離れて魔が憑き従う

道から外れた『外道』となりし



ただ生むだけが善に非ず

ただ壊すだけが悪に非ず

春夏秋冬巡る摂理

天地自然の死生の巡り



全ての摂理を解るわけなく

解ったつもりの天狗魂

道を外れて摂理にはぐれ

帰る道を見失いし


解らねば

無心に働け

心が素直になる場所で

心が無心になれる場所で


無心の働きの中に神在り

無心の働きと共に龍狐在り



龍に化ける蛇

狐に化けるキツネ

心に淀んだ思いが穢れ

淀み穢れた思いに邪が憑く

邪の道へ外れ魂に禍霊が憑く

魂が道を外れて魔となりし



心の中の淀み汚れ

思い煩い心の病

六根清浄 心を洗い

無心に溶け込み道へ還らば

岩石草木虫鳥獣

すべてが友なり

すべてが我なり

龍狐友なり我なり

弥栄産み成す神も我なり

天地和合す神人の道